なんの宛てもなく旅先で散策したい。その場の行き当たりばったりで見つけたお店に入ったり、カフェに入ったり。そんなお散歩にぴったりだと思ったのが赤峰街(ツーフォンジェ)。目に止まったお店全部入ってみたくなる。そんな赤峰街で入ったお店を少し紹介。あとは行ってみて。
まず赤峰街がどこにあるかというと、台北駅からMRTで1駅の中山駅の近く。町工場の中にポツポツとお洒落なお店があります。最初はこんなところに?と、思っていたけど、歩いていたら路地を覗くたびに1、2件良さげなお店が目に入る。町工場の中にあるお店を探すのが、宝探しみたいな気分になってきて面白いんです!
紹介したいお店の1つ目は『権泉珈琲』。名前の通りコーヒースタンドのようなところなんだけど、お店の中はギャラリーになっていて期間ごとに展示も変わるみたい。ポストカードなどその時の展示のグッズも置いていて、お店自体は小さくて席もないけど、ひと息つくにはぴったりの場所。ここでコーヒーをテイクアウトして、コーヒー片手に赤峰街を散歩するのもよし。
権泉珈琲からさらに北に歩いて、右に曲がると『Design Port International』というお店と『EWF(Everything Will Flow) Vintage』という古着屋さんがある。
『Design Port International』は雑貨のセレクトショップ。アクセサリーやカバンなどおしゃれな小物がたくさん。このお店に、権泉珈琲の次の展示の広告のためのカードが置いてあるのを発見!ここに来る人はあっちの珈琲屋にも行くのか、と納得。カード自体もとっても可愛くて素敵。
『Design Port International』の向かいにあるのが『EWF(Everything Will Flow) Vintage』。レディースもメンズもあってレディーズは割とガーリーなものが多かったかな。可愛いワンピースが沢山あって買うかすっごく迷ったけど持ち合わせがなくて断念。今でも買いたかったと後悔してる、、、。メンズはアメカジっぽいものが多かった気がします。
最後はさらに北に歩いたところにある『福進商行』。さっき紹介したようなお店とは全然違って超ローカル感溢れるお店。食用雑貨店?とでも言うのかな。古いコンビニ的な感じですね。トイレットペーパーみたいな日用品から食べ物、駄菓子屋さんにありそうなおもちゃまで。入るとおばちゃんが物珍しそうに私のことを見てくる、、、。観光客が来るような店じゃない、、、?でもとりあえず入ったから何か買おうと思ってお茶と台湾のインスタントヌードルを買ってみました。そしたらお店のおばちゃんが突然笑顔になって、レジの下から何か出してる、と思ったら、なんとお店のカードをくれました!お店の外観の絵が描かれているカード。私も買い物しただけでそんなものもらえると思ってなかったからついでかい声で「センキュー!!」。最初は真顔で怖かったおばちゃんが満面の笑みになって、そのギャップもあってめちゃくちゃ嬉しかった。大事にカードは日本に持って帰ってきました!